浴光催芽

 趣味で始めた家庭菜園も3年が過ぎると様々な場面に遭遇します。日当たりの良い畑と日当たりが悪い畑での植物の生育の違いや連作障害の問題などです。

 今年もジャガイモを植えようとジャガイモについて調べていると今までに聞いたことのない言葉に出会いました。浴光催芽・浴光育芽という言葉です。

 ジャガイモ栽培で最も重要なのは植え付けの時だということですが、植え付け前の3~4週間タネイモに日光に当てて3~5mm程度の硬くて丈夫な芽を育てる作業のことを浴光催芽とか浴光育芽とかいうのだそうです。

 ハウス内や戸外に新聞紙や段ボール、シートなどを広げてタネイモに日光を当て、催芽むらがなく、芽が濃緑で強剛になるように処理期間中に2~3回タネイモの位置を変えるのだそうです。

 そうすることによって植え付け後の生育が促進され萌芽が7~8日早まり収穫の増量とイモの肥大が期待できるのだということです。

 若いキャンパーにも、まだ芽が出ない早い時期にスポットを浴び、「この道で生きよう」というキャンプの芽を出させる必要があるのかもしれませんね。

オールド・キャンパーの独り言

早期退職してJICAの海外シニアボランテイアとしてアルゼンチン共和国 ラプラタ市の環境公園で1年すごした後、カンボジア教育青年・スポーツ省青少年総局で2年間を過ごしました。  海外生活の間に思い立って書き始めた「自然からのメッセージ」でしたが、帰国後、長野県の生坂村に引っ越して、自然の中で暮らし始めて、折に触れ読み返しているうちに「オールド・キャンパーの独り言」として書き直そうと思いたちました

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